お題 怖い話♪ 真夜中の飲食店の訪問者
今週のお題「怖い話」ということで、書いてみます。ガチで怖い話ではないけど、変化球的にある意味こわいね…な話です。
飲食店で働いていた時のこと。
私ではなくて、その時一緒に働いていた先輩(男性)から聞いた話です。
深夜営業のとある飲食店で、私は休憩時間に近所のコンビニに買い物に出ていて、先輩が1人で店に居ました。
全くお客が居らず、ガラガラの店内に、1人のおじさんが、手に鎌を持って入って来たそうです。
鎌を持ちながら、おじさんはこう言いました。
『この鎌を現金と交換してくれないか』
先輩は、それは出来ません、とお断りしました。
おじさんは諦めて出て行ったそうです。
先輩は、『鎌と交換で飯を食わせろと言われたら、食事を出してあげても良かったけどね…』と言ってました。
コンビニから店に戻った私は、先輩から今あった出来事を聞かされて心底驚きました。
おじさんがブチ切れて暴れたりせず、大人しく帰ってくれて良かったなと思いました。
が、現金に交換出来そうな物として鎌しか無かったとしたら、そのおじさんの境遇がどういうものなのか計り知れないし、自業自得なのかも知れないけど、不況の波に襲われて止むなくそのような立場になったとしたら、それはそれで世の中を甘く見ちゃいけないのだね、と思うし、怖さも感じたり…。
やはり、細々とでも、たまには一杯飲んだり、しっかり働いたり出来るコトは、普通のようでいて、普通じゃないコトで、感謝して生きて行きたいものですね。
とんぺい焼きが食べられるコトにも感謝したいです。
えええっと、怖い話でしたね♪
次回は私の体験談を語りたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます😊