お題 ☆おじいちゃんおばあちゃん☆眠れない夜のために
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」ということで、私のおばあちゃんの思い出を綴りますね。
私が子供のころに、おばあちゃんから教わったことです。
私は何才だったかなあ?
多分…幼稚園児くらいだったと思います。
田舎のおばあちゃんが、うちに泊まりに来たのです。
そして、狭い我が家では、私とおばあちゃんが一緒の布団で寝ることになって。
私は、布団の中で、ジッとして目を瞑っているおばあちゃんに話しかけました。
『どうして目をつむっているの?』
おばあちゃんは、『寝る時は、こうして目をつむっていると、早く寝られるんだよ』と答えてくれました。
『ふうん…』
それまでの私は、寝る時は、部屋の電気が消えた薄暗い中で、布団に入ったまま、ずっと天井を眺めている子でした。
そのうち、気付いたら、寝てしまっているのですが、寝てしまうまで、ずっと天井を見続けていたのです。
目をつむっておく、という発想が無かったのです。
おばあちゃんに教えられてから、私は布団に入ったら、まだ眠くなくても、目を瞑るようになりました。
おばあちゃん、本当にありがとう!